良質なたんぱく質を摂取しましょう
本来体に必要なたんぱく質を制限すると、重要な役目である「体づくり」ができなくなり、低栄養状態になってしまいます。
それを防ぐためには、良質なたんぱく質を摂ることが大切です。
たんぱく質は20種類のアミノ酸から構成されており※、そのうち「必須アミノ酸」は体内で作ることができないため、食事から摂る必要があります。
良質なたんぱく質として「肉や魚、卵、乳製品」などの動物性食品が挙げられます。これらは、少量からでも効率よく必須アミノ酸を摂ることができ、かつ吸収率が高いため、バランス良く取り入れると良いでしょう。
※参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」たんぱく質の基本的事項
カロリーはしっかり摂りましょう
ごはんなどの主食にもたんぱく質が含まれているため、食べる量を減らす方もいますが、主食はエネルギー源として非常に重要です。
主食の量を減らしてしまうと、体に必要なエネルギー源となる栄養素が不足し、それを補うために体に貯蓄されているたんぱく質を分解します。
結果的に、食事から摂るたんぱく質を減らしているにも関わらず、たんぱく質の分解によってできた老廃物が腎臓に負担をかけてしまうのです。
さらにはたんぱく質が分解されることが筋肉量の減少にもつながり、それによって極度な疲労感や体重減少のリスクが高まります。
そのため、たんぱく質を減らした分、糖質や脂質などの他の栄養素でエネルギーを補いましょう。
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