透析が始まったらカロリー不足には十分注意しましょう。摂取カロリーが不足すると、脂肪や筋肉などがエネルギー源として使われることがあります。その状態が続くと、体重や筋肉量の維持が難しくなり、疲労や脱力感を感じやすくなることがあります。
日本腎臓学会の栄養管理ガイドラインでは、透析患者は年齢・活動量に応じてエネルギーを十分に確保するよう推奨されています。
【1日のエネルギー量目安】
標準体重(kg)×30~35kcal/日
※標準体重=身長(m)×身長(m)×22
透析中の食事では、まずエネルギーをしっかり確保しながら、栄養バランス全体に配慮することが大切です。
ウェルネスダイニングの「塩分制限気配り宅配食」は、透析中の方に適した摂取量になるよう、塩分やカロリーなどの栄養価をバランス良く整えています。
※詳しい制限に関しては、透析方法や体の状態によっても異なるため、かかりつけの医師にご相談ください。
塩分
塩分を摂りすぎると、喉の渇きから水分摂取量が増えやすくなります。透析中の方は体内の余分な水分を尿として排泄しにくく、水分が体内にたまりやすいため、日頃から減塩を意識することが大切です。
日本腎臓学会の慢性透析患者の食事療法基準では、透析患者の塩分摂取量を1日あたり食塩相当量6g未満を推奨しています。
ウェルネスダイニングの「塩分制限気配り宅配食」は、1食あたりの塩分が2g以下になるよう調整されているため、塩分摂取量の管理が重要な透析中の方にも、ご利用いただけます。出汁や香辛料を活かして素材本来の旨味を引き立たせることで、塩分を抑えながらもしっかりと味を感じられるように工夫しています。
カリウム・リン
透析患者の場合、尿量が少ないことから、カリウムやリンの摂取量に配慮が必要です。日々の食事では、カリウムやリンを多く含む食品に注意しながら、食材の選び方や食事全体のバランスを意識することが大切です。また、リンが多く含まれる食肉加工品やインスタント食品は、なるべく控えるようにしましょう。
日本腎臓学会の慢性透析患者の食事療法基準では、透析患者のカリウム摂取量を1日あたり約1,500~2,000mg、リン摂取量を1日あたり約700~900mgに制限することが推奨されています。
たんぱく質
透析開始後は、透析前よりもたんぱく質の摂取量に対する配慮がやや緩和される場合もありますが、過剰摂取はリンやカリウムの増加につながるため注意が必要です。
そのため、1日の摂取量を朝・昼・夕に分け、バランスよく摂ることが大切です。
日本腎臓学会の慢性透析患者の食事療法基準では、透析患者の1日のたんぱく質摂取量を体重1kgあたり1.0~1.2g程度と推奨しています。
ウェルネスダイニングの「塩分制限気配り宅配食」では、主菜に肉や魚などの良質なたんぱく質を取り入れつつ、1食ごとのたんぱく質量を確認しやすいため、透析中の食事にも活用しやすいです。