
宅配食を始めようと思ったきっかけを教えていただけますか?
宅配食を始めたきっかけは、健康維持のためです。これまでも腎臓がんや膵臓の病気、脳梗塞など様々な病気を経験しましたが、数年前に医師から腎臓の異常を指摘され、食生活の改善を意識するようになりました。特に医師から「塩分を減らすことが最も大切」とアドバイスされ、減塩食を探していました。
そんな時、習い事のダンスの先生にウェルネスダイニングを勧められ、試してみたら美味しかったので、以来ずっと利用しています。
宅配食はウェルネスダイニングが初めてですが、最初からずっと一筋です。

ありがとうございます!
普段は、宅配食をどのようにご利用いただいていますか。
また、冷凍宅配食の魅力に感じているところを教えてください。
普段、宅配食は1日2食利用しています。高齢のため、どうしても料理したくない日があるのですが、そんな時に栄養バランスの取れた制限食が手軽に摂れるので大変助かっています。管理栄養士さんが監修されているため、塩分が控えめなのが嬉しいですね。これは私の健康維持にとって最も重要です。
また、制限食にもかかわらず美味しいのも継続できている理由だと思います。
食べ終わった容器の底に残るタレや煮汁に、とろろ昆布を入れて最後まで美味しくいただくこともありますよ。(笑)
隅々まで召し上がっていただき嬉しいです。(笑)
ちなみに、宅配食を利用することで日々の生活習慣に何か変化はありましたか?
宅配食を利用し始めてから、食事の準備に悩むことがなくなり、気持ちにゆとりができました。そのおかげで、大切にしている活動をより継続しやすくなったと感じています。例えば、お寺巡りや遠方の友人に会いに行くなど、毎日を活動的に過ごせています。頭のトレーニングを兼ねて、今でも現役で仕事を続けているのですが、食事の準備に時間を取られない分、仕事や趣味に集中できていますね。

まだ現役でお仕事されているんですね、すごいです!
長らく宅配食をご利用いただいていますが、最近のお身体の調子はいかがでしょうか?
食生活に気を配るようになってから、腎機能が落ち着き、念願だった卵を食べられるようになったことが一番嬉しい変化です。以前は腎機能が良くないため医師から厳しく卵を控えるよう言われていましたが、卵の量を抑えたところ、少しずつ検査数値が改善し、「卵制限の解除」をしてもらえました。
今ではお気に入りの三重県産の卵をゆで卵にして、1日3個ほど食べていますよ。
また、体重も53kgから49kgに減りました。医師からも「48kgを目指しましょう」と言われ、「このままなら110歳まで元気だね!」と太鼓判を押されるほど、体調は良い方向に向かっています。

ありがとうございます、食へのこだわりが伝わってきました!
そう言われてみると食卓には様々な調味料や減塩しょうゆなどが揃っていますね。
「安心して食べられる」ことは、私にとって非常に大切なことなんですよ。お酢やオリーブオイルもよく使うので、いつもお気に入りの品を取り寄せてますよ。ただ、旅先や外食の際は、減塩しょうゆを持ち歩けないこともありますから。そんな時は、例えばお寿司に醤油をつけなかったり、美味しいお料理も半分は持ち帰って翌日以降に食べるなど、塩分を控える工夫をしてますね。
食へのこだわりがあるからこそ、無理なく食事制限ができているんだなと感じました。
最後に、宅配食の利用を検討されている方に向けてメッセージをお願いします。
これから宅配食を検討されている方には、まずご自身の身体のことを一番に考えて選んでいただきたいですね。私の場合も、「腎臓に負担をかけないよう、たんぱく質や塩分を制限した宅配食が良い」と考えたので、ウェルネスダイニングを選びました。
そうして日々の食事に気を配ってきたおかげで、私自身もうすぐ91歳になりますが、今もこうして元気に生活できています。
最近では本当に様々な宅配食がありますから、きっとご自身の制限や好みに合ったものに出会えると思いますよ。
それから、健康のための食事は継続することが大切ですが、そのためにはやはり「美味しい」と感じられることが欠かせないですよね。
食事が美味しいと感じられれば、それは日々の何よりの楽しみとなりますし、その楽しみこそが、健康で豊かな生活を送り続ける上で、なくてはならないものだと私は思います。











